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まだまだ続く異世界ブーム。
修羅の刻の新シリーズが異世界だったのは流石に予想外でしたが、マンガ業界はその後もアイデアを捻り出す手をまったく緩めてはいませんでした。
今度はなんとサメです。
パニック映画の象徴である鮫です。
シャークです。
そう、つまりは異世界パニック物ということです。
異世界+サメ=異世界+パニック
そのマンガがこちら
コミックヴァルキリーで連載中!
タイトルも色々な方向にヤバそうでいい感じじゃないですか。
さて、もちろん「面白そうじゃん」と思って読んでみたわけですが、内容は期待を斜め上に上回る物でした。
簡単にあらすじを紹介しますと、
みんなにバカにされていた主人公の落ちこぼれ召喚士シロミが、偶然レベル800超えの激強サメを呼び出してしまいサメ無双していく。
というもの。
それだけ聞くと、まあ無双要素がサメになっただけのよくある異世界テンプレなのかなって思いますが、他と違うのが主人公そっちのけで呼び出されたサメがひたすら無双していくところ。
敵味方問わずちょっといけすかないやつが出てくると速やかに食べられます。
なんせレベルが桁違いですからね、無双ものなのにピンチになったり、何週も引っ張ったりなんてことはなく、速やかにバクバク食べていく爽快感はどことなく昔の勧善懲悪系時代劇を彷彿とさせ、ある意味無双ものの真髄(?)と言えるのかもしれません。
さらにはこのサメ、随所でトリプルヘッドジョーズとシャークトパスを合体させたような形態に変身します!
そう、このマンガは異世界+パニックではなくて異世界+B級パニックだったのです!
気がついてから見ると随所に盛り込まれたB級オマージュ。
この表紙もB級パニック感に溢れていますね。
うーん、分かってらっしゃる。
そういえば、B級界のキングアサイラム社のトップがインタビューで「小難しい前置き抜きでいきなりクライマックスから始まるのがB級の醍醐味」みたいなこと話していました。
いきなり主人公ピンチ!とか、いきなりモンスター暴れてる!みたいな感じですね。
確かに、パニックものの金字塔であるジョーズやゴジラのようなA級はしっかりと段階を踏んで盛り上げていきますもんね。
盛り上がったところから始まるのがB級なら、強くてニューゲームものはB級との相性抜群なのかも。
さて、異世界サメはこの後どんな展開になるのかわかりませんが、とりあえず余計なシリアス要素とか中途半端にストーリー練り始まったりとかいらないので、そのままB級の路線を突き進んでほしいと思います。
個人的にはいつシャークネード発動するのか楽しみです!
というわけで、異世界無双ものファンはもちろん、B級パニック大好きな人にもオススメですので、是非読んでみてくださいね!