よく「趣味は仕事にしない方がいい」なんて言われたりしますよね。
代表的な理由は、「やりたいがやらなきゃいけないになる」とか「やりたくないこともやらないと」「趣味がなくなる」「嫌いになる」あたりでしょうか。
その一方で、趣味を仕事にして楽しくやっている方々もいらっしゃいます。
趣味を仕事にすると何が変わるのでしょうか?
音楽界はどうなん?
意外と少ないかも
ミュージシャンっていうと趣味を仕事にした風に見える職業ベスト5には入るのではないでしょうか?
これは音楽家に限った話ではなく、皆さんが趣味でやるようなものを仕事にしている人はだいたい趣味を仕事にしたように見えるものです。
しかし、音楽界では趣味が高じてプロになったという人は意外と少ないように感じます。
趣味というのはわりと自由に選べるものだと思いますが、プロの音楽家たちをみていると好きで選んだというよりも、それしかなかったという感じの方が多いように思います。
私のケース
そういうあんたはどうなん?ってところですが。
ケンカに明け暮れていた不良が格闘家になって更生する、みたいなのを「趣味を仕事にする」に含めるのであればそうだし、それは趣味とは言わないだろっていうなら違うって感じですかね。(どういうこと?)
まあ、盗んだバイクで走り出す趣味の人はいないってことかな?
趣味と仕事
仕事と趣味はどこが違う?
まあこれは色々違いますよね。人にもよりますし。でも、客観的に明らかに変わる部分があります。
それは、仕事は多かれ少なかれ成果主義だというところです。
趣味というのは、どちらかというとやっている過程が重要であり、成果が出るとより楽しい、というようなものだと思います。
それに対して仕事は結果が重要視され、過程は二の次という場合がほとんどですよね。
「え〜そんなこともないんじゃな〜い?」と思った方は消費者モードになって考えてみてください。
いかに自分が他者の仕事に結果を求めているかが分かるかと思います。
趣味を仕事にした人が苦しむギャップというのは大体この部分なんじゃないでしょうか?
最初からそういうものだと思っていればまだしも、途中でこの順番が入れ替わってしまうところが尚更、ね。
楽しく仕事している人は?
まあ簡単な話ですが、相変わらず過程の部分を楽しめている人はハッピーです。
ただ、それには結果が自然とついてきているか、ついてきていなくても気にならない強いハートが必要なってくると思うのですが、どちらも常人にはなかなか簡単ではないですよね。
そんなこんなで「趣味は仕事にしない方がいい」発言になるのだろう、と私は考えています。
そんな風に言う人が多いということは、そういった経験をされた人が多いということになるのでしょうけど、上記のようなハッピーパターンもありますので誰にでも当てはまるセリフではない、というのもまた現実と言ったところでしょうか。
ちなみに、趣味でやってた頃から成果主義だった方は仕事にしてもそんなに変わらないかもしれません。
ではでは、ちょっとした考察でした。